なんとなくわかる「ウォードライビング」

今回は前に紹介した「不正アクセス」のなかの「ウォードライビング」について掘り下げて解説します。

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ウォードライビングについて

ウォードライビング(war-driving)とは自動車などで運転しながら家や企業の脆弱性のある無線LANのアクセスポイントを見つける行為です。

無線LANはものによっては建物から少し離れたところにも届いてしまうため、建物に面した道路を自動車で走ると無線LANの電波を拾うことができます。その性質を利用して自動車で移動しながら電波の拾える無線LANの中から脆弱性のあるものを見つけていきます。やり方は自動車にノートパソコンなどの無線LANの電波を受信できる機器を乗せて走るだけなのでハッキングの技術をあまり必要としません。

この不正アクセスを受けるのがセキュリティ対策がなされていない無線LANのアクセスポイントになります。無線LANにはアクセスするためにパスワードを設定することができるのですが、設定しないことも可能なのでパスワード設定していない無線LANは最も手っ取り早く不正アクセスされてしまいます。

パスワード設定している場合でも無線LANのパスワードの規格によっては簡単にパスワードを解析されてしまいます。特にWEP(Wired Equivalent Privacy)という無線LANの最初期の規格は2008年の時点で10秒でパスワードを特定されるほどに危殆化してしまっていたり使われる無線LANの規格によってはセキュリティ対策が不十分になってしまいます。

ウォードライビングの対策

無線LANの規格

無線LANの規格は現在一番セキュリティ対策が取れているのはWPA3(Wi-Fi Protected Access 3)と言われています。

WPA3は2018年の6月に発表され同年秋からの機種に搭載され始めています。暗号化する規格としてWEPやWPA2が今まで普及していました。しかしそれらの暗号化の強度が弱く解読が進んでしまったため、よりセキュリティを強固にしたWPA3が発表されました。

WPA3は個人利用のためのWPA3-Personalと企業利用のためのWPA3-Enterpriseの2種類が存在し、どちらも最新のセキュリティ対策が取られています。

現在はまだWPA2が一番普及していますが、これから無線LANを買う方は規格としてWPA3を利用しているか確認してから買いましょう。

無線LANの性能

無線LANを自分の使う建物にあったものにすることも重要です。ルーターはそれぞれに利用目安というものが存在し、マンションなら何回まで利用可能、何LDK程度まで利用可能など大体の利用可能距離の目安が書いてあります。なので使う建物よりも利用可能距離が著しく上回る性能の物を使ってしまうとウォードライビングにひっかかりやすくなります。

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