なんとなくわかる「ユーザビリティテスト」

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ユーザビリティテストとは

ユーザビリティテストとは、ユーザに使いやすいシステムやソフトウェアを作るために実際に製品をユーザに使用してもらい評価してもらう方法です。ユーザが開発者の意図した手順でシステムを動かすのか、あるいはユーザのシステムの直感的な操作の仕方を知ることができます。

ユーザの使用感だけでなく、開発者の意図しない操作によるバグの発見や課題の発見につながります。開発者はユーザ視点になりきることはできてもユーザになることはできないため、どうしてもこの機能はこうあるべきだ、テスト項目はこれを試せば大丈夫だろうと思い込んでしまいます。そのため本物のユーザに操作してもらうことでより柔軟な知見を得ることができます

ユーザビリティテストで測定するのは以下の3項目になります。

  • 効果・・ユーザが決められた手順で目標を達成できるか
  • 効率・・目標達成までの手順が最短であるか
  • 満足度・・ユーザにとってシステムの使用感はどうか、不満はないか

ユーザビリティテストの手順

テスト計画

テスト計画ではテストの目的の設定やどれくらいの規模でテストをするのかを設定します。

テスト目的

  • ペルソナを決める
  • 開発者の意図に沿ってユーザが操作をするか
  • ユーザの操作にミスが発生するか
  • ユーザが使用していて不満はないか

などを目的として設定します。その目的を統計的に測定できるように何人くらいにテストをするのか設定する。

テスト設計

テストの際にユーザに対してどのような課題やタスクを設定する。テスト計画で設定したテスト目的を測定できるようにテストの種類や方法を決定し、テスト後の質問項目やアンケートを作成する。その後、自分で設計したテストやアンケートを自分が被験者となって体験し、設計に漏れや抜けはないのかの確認を行う。この確認作業をパイロットテストと言います。

テスト実施

テスト設計を元にテストをユーザに対して行っていきます。ユーザと対面する場合はユーザの理解の補助を与えないために実験中にシステムの質問に答えたりしないようにするが、ユーザが何を考えてシステムを操作しているかを発話やのちのアンケートで意見をもらうようにする。

ユーザビリティテストの種類

実施場所の違い

ラボ型

インタビュールームのような部屋を用意し、部屋にはユーザとヒアリングを行う人の二人でその部屋を数名で観察するという方法である。人件費や設備費はかかるがユーザーの細かな動きや発言などの様々な情報が得ることができます。

リモート型

最近増えた手法であるこのリモート型は、ユーザと観察者は別の場所にいてビデオ通話を通してテストを行うやり方です。設備費や日程調整のしやすさのメリットはありますが、対面でない分会話による定性的なデータを取りにくくなってしまいます。

対面式

これはペルソナに関係なく身近な人間にテストの被験者となってもらう方法である。簡単にできる分、システムのユーザになり得ない人間にもテストするため使用感などの情報の精度が下がってしまいます。

取得するデータの違い

定性的ユーザビリティ

定性的ユーザビリティは、システムのユーザビリティを評価します。システムの使いやすさやレイアウトの分かりやすさをアンケートやユーザの発話から評価し、システムの改善の務める方法です。

定量的ユーザビリティ

定量的ユーザビリティは、テストの目標達成までの時間やユーザのミスの回数の測定をし、似たような他社のサイトがあれば比較を行います。特に表示時間が長いシステムのページやミスの多いページを改善しユーザビリティを向上させます。

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