なんとなくわかる「AI(人工知能)」

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AI(人工知能)とは

AI(artificial intelligence)とは、人間のように知的な作業をコンピュータができるようにプログラムされたソフトウェアを指します。別の言葉では人工知能と呼ばれています。

AIは、1950年に行われたAIに関する最初の会議(ダートマス会議)でジョン・マッカーシーが「人工知能」という言葉を提唱したことから始まっています。AIは明確な定義が存在しないため専門家でも人によって解釈が異なっています。

AIと似た言葉としてロボットと比較されるがAIは「学習によって行動を獲得する」のに対してロボットは「事前にプログラムされている行動を実行する」ので行動をする過程が異なっています。

AIは様々な分野に応用されており、日本語や英語の翻訳などに使われる自然言語、画像から物体や人物を特定する画像識別、音声を文字に起こす音声処理など多岐に渡って活用されます。

AI(人工知能)の変遷

AIには現在までに3回のブームが訪れておりそれぞれで発展した分野が異なっています。

第一次AIブーム

ダートマス会議によりAIという分野が誕生し、AIの研究は1950~1960年代に大いに栄えました。

このブームの中で特に発展したのが『推論』と『探索』の研究になります。

「推論」では人間の思考過程をパソコンできるような記号による処理でできないかを研究していました。「探索」では「推論」での人間の思考過程を記号化する考え方を用いて迷路やパズルを研究です。

これらの研究により人間の思考過程をコンピュータを用いて表現することができるかと思われたのですが、当時のコンピュータのスペックでは簡単な問題(トイプロブレム)は解くことができても到底人間の思考を模倣するようなコンピュータができないと判明し、このブームは幕を閉じていきました。

第二次AIブーム

家庭へのコンピュータの普及が始まり、コンピュータを一般の人が使うようになった1980年代に第二次AIブームが訪れました。

このブームの中で発展したのが『エキスパートシステム』の研究になります。

えキスパートシステムとは、コンピュータに専門家の知識をデータベースに取り込んで専門家のような振る舞いを見せるシステムになります。専門家の膨大な知識を入れることで複雑な問題でも解くことができるのかを試しました。

システムの内容としてはユーザに質問を問いかけて相手の答えによって条件式(if文のようなもの)で新たな質問もしくは回答を提示してユーザの問題を解決します。

このシステムはある程度の問題には対応できるようにはなりましたが、例外処理やルールとは異なる場合の処理などデータベースに取り入れる情報が多くなりすぎるため実用的ではないことがわかりました。

専門分野についての質問でもユーザの知識や感覚によって回答が異なったりするためコンピュータが柔軟に対応する必要があり、この時点でのコンピュータではまだ不可能なレベルでした。

第三次AIブーム

これは現在迎えているブームで今もなお活発に研究が行われています。インターネットやクラウドなど一般のユーザのネットワークの活用が増加したことにより活発になりました。

このブームの中で発展しているのが『機械学習』の研究になります。

機械学習とはAIが自分自身を学習して行動のルーティンを獲得する学習です。現在ではユーザがネットワークを用いて様々な情報を発信しているためその膨大な情報を活用することで精度の高い研究ができるようなりました。

2016年はディープラーニングを起爆剤としたAIが社会に衝撃を与え急速に発達した年であると言われており、機械学習をはじめとするこの第三次ブームはこれからも発展していくでしょう。

シンギュラリティがこの第三次ブームで到達してしまうのか、それともまたAIは停滞していってしまうのか。

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