なんとなくわかる「AES」

スポンサーリンク

AES(Advanced Encryption Standard)とは

AES(Advanced Encryption Standard)とは、1998年にアメリカ合衆国のデータの暗号方式として規格化された共通鍵暗号方式で現在も使われる暗号方式の1つです。現在では主に無線LANやSSL通信、ファイル暗号化などで使われています。

AESが普及する前はDES(Data Encryption Standard)と呼ばれる暗号方式が一般に使われていたのですが時代の流れにより強度が低下したことで米国の国立標準技術研究所(NIST)は1997年にDESにわかる新しい暗号方式のアルゴリズムの募集を行いました。その募集に応募してきた中からベルギーの暗号研究者であるヨアン・ダーメン氏とビンセント・ライメン氏が開発した「Rijndael(ラインダール)」を採用し、今のAESの暗号化方法の基礎となりました。

AES(Advanced Encryption Standard)の特徴

AESには以下の特徴があります。

共通鍵暗号方式

共通鍵暗号は、データをやりとりする送信者と受信者が同じ暗号鍵を使って、データの暗号化や復号を実行します。

送信者と受信者が異なる暗号鍵を使う公開鍵暗号よりも、一般に暗号化や復号の処理にかかる負荷が低くなります。

3段階の鍵の長さ

DESが危殆化した原因として鍵長が56ビットと短く、その時点のコンピュータの性能での総当たり攻撃によって解読が可能であったことにあります。そのためAESはDESに比べて鍵の長さが長くできるように作られており、暗号化に用いるブロック長は128ビット,使用する鍵の長さは128/192/256ビットから選択が可能となっています。

この仕様でこれからの技術の発展に対して暗号化方式が危殆化しないようなっており、NISTが暗号方式のアルゴリズムの募集をするときの条件に含まれていました。

コメント

  1. […] ほかにもチャレンジハンドシェイク認証、デジタル署名などにも利用されており、鍵交換方式のAESでの鍵の検証にも使われます。 […]

タイトルとURLをコピーしました